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[4] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 11/29(土) 13:56:28
「冷え性に効くツボ」
こちらも参照下さい→ http://www.h7.dion.ne.jp/~koritoru/sensitivity_to_cold.htm
■足の内くるぶしには、冷え性を和らげるツボが沢山並んでいます。
-三陰交 さんいんこう-(足腰の冷え・婦人科系の疾患に有効)
・内くるぶしの上から指幅三本分ほど上がった骨の際
-太谿 たいけい-(神経・血圧の調整など様々な症状に有効)
・内くるぶしのすぐ後ろを押しながら上下に動かすと足の裏までひびく所
-照海 しょうかい-(婦人科系・月経に伴う症状に有効)
・内くるぶしの下端から真下に指幅一本下がった所にあるくぼみ
■骨盤内臓器(子宮・卵巣)を持っている女性は、月経の関係で特に冷え症になりやすい傾向があります。
-大腸兪 だいちょうゆ-(東洋医学でいう「病気の原因となるもの」が注ぐツボ)
・色々な症状に合わせて押すと効果
・ウエストの一番くびれている所に手を置くと、親指が当たる場所
-次リョウ じりょう-(骨盤内臓器や泌尿器の疾患に有効)
・骨盤の一番出張っている所に手を置くと、親指が当たる場所
-湧泉 ゆうせん-(人間が持っている生きる為のエネルギーが湧き出るツボ)
・土踏まずのくぼんだ所のほぼ中央
・気分の動揺を抑え、自律神経を整える
・婦人科系・冷えなど色々な症状に効果がある
・他のツボと組み合わせて、押すとよい
次回は「五十肩について」です。
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[3] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 11/20(木) 23:49:15
「 冷え性の対応法について(其の二)」
運動をすると血液循環、とくに毛細血管を循環する血液や体液の量が増え新陳代謝が高まります。もっとも大きな効果は筋肉からの刺激によって自律神経の機能が高まります。
冷えを取り除くには特に足腰をよく動かし、下半身の筋肉を鍛えましょう。気軽にできるものとしておすすめしたいのはウォーキング。最も体にやさしく無理なく穏やかに脚の筋肉を刺激してくれる方法です。足の裏には自律神経をはじめたくさんの神経中枢のツボが集まっています。歩くことでツボが刺激されるとこれらの神経の働きを活性化します。
- 血液の質の改善(鉄欠乏性貧血) -
鉄分の多い食材を摂取。ほうれん草など野菜にも含まれていますが、動物性食品の方がヘム鉄という吸収されやすい形をもっているのでよりよいといえます。収縮してしまった血管を拡大させるにはしょうがに含まれる辛味成分「ジンゲロール」がよいでしょう。それが体内に入ると血管を正常に戻してくれます。1日10グラム程度のしょうがを摂取することで血管は拡大します。それ以外にもビタミンEを含んだカボチャもいいでしょう。ビタミンEには血管を拡大拡張する働きがあります。ビタミンCは毛細血管を強化し自律神経の乱れからくる血管収縮を緩和する働きがあります。これらの食材を進んで体内に取り入れましょう。
- 体を芯から温める入浴法 -
ぬるめのお湯にみぞおちまで入りゆっくり20~30分位入る。半身浴は内臓を刺激し、働きを整えます。下腹部の血のめぐりをよくし、つらい月経痛にもよく代謝がよくなります。ぬるめのお湯は血管が広がり筋肉がリラックスして血液が全身にスムーズにめぐるようにします。お湯の温かさがじんわりと体の中を通って冷えをとりストレスで疲れた神経をやわらげます。体の芯を温めれば汗と一緒に体内の老廃物が出て新陳代謝がよくなります。
次回は「冷え性に効くツボ」です。
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[2] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 11/15(土) 00:55:58
「 冷え性の対応法について(其の一)」
冷え性を根治するための最善の方法は体質を改善するため生活全体を健康にするよう食事をはじめ睡眠、運動などさまざまな自助努力をすることです。
体を締め付ける衣類は血液の循環を悪くし『冷え』を招き悪化させます。冷える部分を暖かく保つように着る物に注意し、ゆったりとした衣類を心がけましょう。首筋、お腹まわり、足先、足首といったポイントを保温すると効果的です。
毛細血管収縮の改善には摩擦やマッサージが効果的です。
手先が冷たいと感じたとき手をこすり合わせると摩擦により皮膚の温度が上がり毛細血管が拡張します。
マッサージは入浴中あるいは入浴後の体が温まってる時が効果的です。足先と腰周辺を中心に、腰は仙骨(腰のくびれに手を置いた時親指が当たるあたり)と鼠頸部(腿の付け根の内側)を顔をマッサージするときのように伸びのよいクリームやオイルなど使って軽いタッチでなでたりさすったりすると効果的です。
夏のクーラー、冬の暖房は自律神経をすっかりおかしくしてしまいます。自律神経が乱れるとさまざまな部分に影響して体調をくずしやすくしてしまいます。
自律神経を整えるにはゆったりとした腹式呼吸。おなかで息をするつもりで深い呼吸をすること。呼吸が深くなると自律神経が整ってきます。腹式呼吸はいつでもどこでもできます。食事の前にすると内臓機能が活発になり消化や吸収がよくなります。
- 呼吸法 -
◎息を吐くときはゆっくりおなかをへこませます。息を吸うときは鼻から吸ったらすぐ吐かずに少し息を止めます。
この他の方法では1日1回汗をかくと皮膚を活性化し自律神経機能を整えます。
次回は「冷え性の対応法について(其の弐)」です。
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[1] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 11/ 8(土) 00:12:20
「 冷え性について 」
冷え性とは毛細血管の血行障害です。
簡単に言うと血行不良で、手や足など体の末端部分で血行が悪くなっているということです。
身体の中に発生した熱を全身に行き渡らせる役割をしているのは血液です。
その血液をスムーズに全身に行き渡らせるのに欠かせないのが、心臓(血液を送り出すポンプ役)と筋肉(血液を押し出すアシスタント役)です。
女性で冷え性に悩む方が多いのは男性に比べこの二大要素が弱いためです。
人間の身体は、寒いと感じると体の表面の毛細血管を収縮させて体温が外へ逃げないようにし、ある程度の時間で今度は血液を送り込み、体表の温度が下がりすぎないように調節されます。
ところが、そのように調節されず、いつまでも血管が収縮していたり、周囲が暖かくなってもなかなか血管が広がらず、回復するのに時間がかかるのが冷え性の特徴です。
この血管の収縮と拡張を受け持っているのが自律神経です。
つまり、ストレスや女性ホルモンのバランスから起こる自律神経の乱れも冷え性の原因の一つといえます。
血行不良が招くさまざまな症状として肩こり・腰痛・腎臓機能や免疫力の低下がありますので、冷え性は病気ではないと安心せず、次回からの対応法等参考にしてください。
次回は「冷え性の対応法」についてです。
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