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[6] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2004 2/ 7(土) 12:47:08
こちらもご参照下さい→
http://www.h7.dion.ne.jp/~koritoru/subacromial_bursitis_stretching.htm
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[5] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2004 1/10(土) 12:47:53
「五十肩に効く体操」
※ 注意!
痛みがあるうちは安静にする。無理をして運動しない。
日常生活でできる予防・治療法は日頃から肩の運動をすることです。動かせる範囲であれば少しずつ肩を動かしてみてください。無理は禁物です。ここでは家でできる簡単な運動をいくつか紹介します。入浴後など肩をあたためてから行うと効果的です。
「アイロン体操(コッドマン体操)」
1kgほどのダンベルや水の入ったペットボトルでも可。肩が痛むほうの手にアイロンを持ち、前かがみになって痛くないほうの手でイスや机などにつかまり体を支えます。肩の力を抜きアイロンの重さを利用して振り子のように腕をゆっくり上下・左右・時計回り・反時計回りに動かしてください。慣れてきたら少しずつ大きく振っていってください。時間は5分位、1日2回を毎日行ってください。
「壁押し体操」
壁の前に立ち痛むほうの手を壁に着き体重をゆっくりとかけていきます。壁を5秒間押し、5秒間力を抜き関節を動かします。手をつく高さは顔の位置よりも少し上ぐらいが目安です。
「ひも体操」
1m位の長さの棒でも可。両手でタオルの両端を持ちます。痛くないほうの手で痛いほうの手をサポートしながら、タオルを引っ張りながら頭の上に上げ顎を引き体を伸ばします。上に上げたまま頭と体を左右に曲げます。タオルを胸の高さにもち手を左右に振ります。痛くないほうの手でタオルを情報にぐっと持ち上げ痛くないほうの手を誘導します。(背中を洗うような動作) 次に痛くないほうの手でタオルを下方に引くようにしてください。
運動の回数は1つの運動につき、5~10回位を1日2回位行います。無理な場合は回数を減らし、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていくと良いでしょう。「壁・ひも体操」は固い抵抗を感じるまで動かし、そのまま数十秒間ストレッチ保持してください。
次回からのテーマは「ぎっくり腰」についてです。
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[4] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 12/26(金) 03:43:04
「五十肩に効くツボ」
こちらもご参照下さい → http://www.h7.dion.ne.jp/~koritoru/subacromial_bursitis.htm
肩グウ-けんぐう-(肩の三角筋の痛みをとるツボ)
腕を横に伸ばして上げるとくぼみのできる所
臑会-じゅえ-(肩、上腕部の痛みや腕が上がらない時に効くツボ)
肩グウから指幅三本分程下がった所
臂臑-ひじゅ-(腕の痛みに良く効くツボ)
肩から肘の真ん中辺り三角筋の終わりの所
尺沢-しゃくたく-(手のほてりや痛み、こわばりを和らげるツボ)
肘を曲げ、内側にできる硬いすじの親指側のくぼみ
天宗-てんそう-(肩の痛み、腕の疲れを和らげるツボ)
肩甲骨の真ん中のくぼんでいる所
腕にひびく感じがある
雲門-うんもん-(肩の動きを良くする効果のあるツボ)
肩関節からやや内側に入った鎖骨の下のくぼみ
中府-ちゅうふ-(雲門と同じく、肩の動きを良くするツボ)
雲門のすぐ下
次回は「五十肩に効く体操」です。
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[3] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 12/19(金) 12:49:54
「 五十肩の対処法 」
肩にギクッと痛みが走ったら、まずは患部を冷やすことです。
五十肩の急性期は、肩の関節に炎症が起きています。この段階で患部を温めたり無理に運動をすると、かえって炎症が広がり悪化してしまいます。急性期には肩の安静を保ち、患部を冷やして炎症をやわらげましょう。
ただし、その期間は2~3日にとどめ、それ以降は肩を動かすのが大切です。といっても、この時点では炎症は治まっていても、痛みは続いています。普段と同じように動かすのは無理です。少しずつ、肩を動かす練習をしましょう。
五十肩の痛みが始まって一週間ほど経ちましたら、肩を温めましょう。
本格的な五十肩の治療は、急性期を過ぎてから始まります。この時期から肩の血液の流れを良くし、固まった筋肉をほぐす治療となります。その手段として、肩を温めるのが効果的です。肩を温めると血液の循環が良くなり、痛みもやわらぎます。また筋肉の緊張がほぐれるので、肩を動かしやすくなります。
こうして痛みをとり除きながら、肩の動きを少しずつ大きくしていくのが、五十肩の基本的な治療方法です。この時、マッサージやツボ療法を併用するのも、効果があります。
五十肩になり、夜間睡眠中の痛みに悩む人が多いようです。寝返りを打った瞬間に腕が動き、その痛さに目が覚めるようです。
このような時は応急処置として、三角巾で腕を吊り、そちらを上にして横向きに寝ると良いでしょう。付け加えますと、三角巾は急性期に安静を保つのに使っても楽になります。
五十肩は症状が軽ければ自然に治ります。だからといって自然治癒を過信しすぎると、対処さえ良ければ元通りになる五十肩も頑固な慢性病になってしまいます。五十肩を治療するうえで大切なことは、肩を動かす事です。
痛いからと肩を動かさないでいると、治るはずの肩の障害も治らなくなってしまいます。少し痛いくらいの運動が効果的です。痛みがまったく無いようでは、効果が望めません。少し痛い程度の運動を繰り返すことによって、肩の動く範囲も少しずつ広がり、元に戻っていくのです。
次回は「五十肩に効くツボ」です。
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[2] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 12/11(木) 23:13:34
「 五十肩について(其の二) 」
肩関節が他の関節に比べ加齢とともに障害を起こしやすい原因にカフ筋の疲労が考えられます。
通常、関節は強い組織である靱帯によって支えられていますが、他の関節に比べて肩関節の靱帯は弱く負荷を支えきれません。
これを補っているのが肩の周囲を包む筋肉「カフ筋」です。肩関節は、全体重の10分の1程の重さがある腕(体重60キロの人で片腕約3キロ)をぶら下げている為、カフ筋は緊張の連続です。
そして、その間カフ筋の中を通る血管は筋肉の圧力で血液不足の状態にあります。
また、腕を上げると肩峰と上腕骨の間に挟まれるため、圧迫されたり擦られたりして、薄く、硬くなってしまうのです。生まれてからずっと酷使され続けているカフ筋が、40~50歳ともなれば長年の疲れがどっとふき出てきます。
カフ筋の簡単なテスト法は次の通りです。肘を曲げずに両手を真横に開きを肩より上に挙げます。この状態を30秒間、苦もなく行えたら筋力は十分です。もし手が震えたり、だんだん下がってくるようならば筋力が低下している可能性があります。
次回は「五十肩の対処法」についてです。
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[1] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2003 12/ 6(土) 14:33:05
「 五十肩について(其の一) 」
五十肩と四十肩は、どちらもなんらかの原因で肩の動きが制限された状態を示す言葉で、正式には「肩関節周囲炎」といいます。
原因は老化による肩関節の周囲に炎症が起こることが多く、日頃肩をあまり使わない人に多発しているようです。
肩関節を形作る上腕骨と肩甲骨の位置関係を調節する筋肉「インナーマッスル」が衰えて、腕を動かす筋肉「アウターマッスル」とのバランスが崩れると上腕骨と肩甲骨がぶつかり合って関節が傷ついたり、上腕骨の動きを肩甲骨が邪魔するようになり腕が上がらなくなります。
逆にアウターマッスルが強くなりすぎても同じ状態になります。またしばしば肩関節を構成している腱や靱帯、骨、筋肉などの組織が傷つき激しい痛みを伴います。
このように、肩をぶつけたり打ったりしていないのに痛みや不快感を感じることが特徴的な症状です。
次回は「五十肩について(其の二)」です。
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