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[2] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2005 10/29(土) 02:09:22
「VDT症候群・その2」
◎ 仕事上での注意
VDTを使う仕事は、視線が常に画面とキーボードと書類の三ヶ所を移動するので、疲れやすくなります。その上、集中して画面を見続けるため、まばたきの回数が普段の約四分の一に減り、目が乾きやすくなるので、目に負担がかかります。
また、長時間同じ姿勢をとることは、首・肩・腕などの痛みの原因となります。
VDTを使う仕事をする際には、次のような対策をとることで、VDT症候群にかからないよう心がけましょう。
Ⅰ.一時間毎に10~15分の適度な休憩をとる。
Ⅱ.体の緊張をとる為に次のような軽い体操をする。
① 体の力を抜き、胸の前で手を組む
② 大きな物を抱える様に肘と肩を上げる
③ ストッと肩と腕を下に降ろすと同時に首を伸ばす
Ⅲ.メガネやコンタクトレンズを使用している場合は度のあったものを使用する。
Ⅳ.ドライアイ、緑内障の人は過度にVDTを使用する作業は避ける。
Ⅴ.異常を感じたら早めに眼科に行く。
VDT症候群はVDTの急速な普及に伴って起こった、現代の新しい病気とされており、この先十分に注意が必要な病気です。少しでも体に変化を感じたらマッサージや整体に行き、体をほぐしたり、予防法を聞いたりするのも一つの対策として有効だと思います。
VDT症候群にかからないために、普段から予防や対策に努め、大切な目をいたわりましょう。
次回は「エコノミークラス症候群」です。
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[1] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2005 10/29(土) 02:08:32
「VDT症候群・その1」
VDT(Visual Display Terminal)とは、コンピューターやテレビゲームといった画面を表示する機器のことをいいます。このVDTを使った長時間の作業により、目や体や心の影響の出る病気をVDT症候群といい、別名テクノストレス眼症とも呼ばれています。症状は次の通りです。
①体の症状・・・肩が凝ったり、首から肩、腕がだるくなったりする。
慢性的になると背中の痛みなど様々な症状に進展する。
②心の症状・・・イライラや不安感を招き、抑うつ状態になることもある。
③体の症状・・・視力の低下、目の疲れや痛み、目のかすみなどが起こる。
一日の連続作業時間が長くなるほど目に関する症状が多くなり、
めまいや吐き気まで引き起こすこともある。
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