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[2] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2006 4/20(木) 14:47:38
「変形性膝関節症(OA)・その2」
<OAに負けないためには予防を!>
OAに負けないためには次のような予防が有効と考えられます。
但し、膝の痛みがOAかどうかの判断は自分でせずに、必ず専門医の診断を受け、相談をしてから行ないましょう。
①膝をなるべく伸ばして座る
痛みと腫れが治まってからは、なるべく膝を伸ばし、ストレッチを行い筋肉の収縮を防ぎましょう。特に大腿四頭筋の疲労による収縮により膝関節への負担が多いので、大腿四頭筋のストレッチを良く行ないましょう。足を持ってかかとをおしりにつけるストレッチが良いでしょう。その前に大腿四頭筋を良く解しておいてあげる事も大事です。
②水中歩行
痛みと腫れが治まってからであれば有効です。関節に負担をかけずに筋力アップが望めます。
水中でなくても地上での足踏み運動でもいいでしょう。
③膝のサポーターを着用する
膝を伸ばし、膝関節の支持性を強化しましょう。しかし、膝サポーターは負傷部位や 強度により、様々な種類があるので注意が必要です。お店の方に相談して自分にあった サポーターを使用しましょう。
④足底板を着用する
足裏の外側に足底板を入れる事で、膝関節を逆に内側におしこむことでO脚を防ぎ、 骨と骨とのぶつかり合いを防ぐ事ができます。但し、高すぎると腰痛の原因になるので 低いものから着用しましょう。
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[1] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2006 4/20(木) 14:46:21
「変形性膝関節症(OA)・その1」
変形性膝関節症(OA)は、中高年の女性に多い症状です。膝の内側が痛み、重症になると
①正座ができない
②始めの一歩を踏み出す時、階段を降りる時に痛む
といった症状が起こります。
<OAの原因>
膝関節のクッションである軟骨のすり減り、筋力の低下が要因となり膝の関節に炎症 が起きたり関節が変形したりして痛みを生じます。
膝関節は大きく強力な力のある「大腿四頭筋」と言う筋肉で支えられています。
ところが加齢と共に筋力は低下します。大腿の筋の外側には老化しにくい腸脛靭帯があるので衰えにくいのですが、内側の筋肉である内側広筋にはカバーする靭帯がなく、日常 生活でもあまり使われないので、筋力の低下と共に内側に痛みが生じます。
つまり、外側の筋肉の張りが強く、内側の筋肉の張りが弱い為に膝関節が外側に引っ張られ、「大腿骨内側下部」と「脛骨内側上部」がぶつかる事で膝に痛みが生じるのです。
<ポイントは靴底!>
また、膝関節が弱まる要因として次のような事があります。
足裏の外側に体重がかかるとO脚になり、靴底の外側が減ります。この状態を放置すると、膝関節は支える力を失い、O脚が悪化します。悪化するとぶつかった骨のかけらがあたり、膝関節が腫れてきます。なので、痛くて膝が曲げられない、正座ができない、トイレに行けない、といったことになります。
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