五十肩解消ストレッチ
ここでは五十肩解消の為の簡単な体操(動的ストレッチ)を紹介します。
※ 注意!
痛みがあるうちは安静にする。無理をして運動しない。
日常生活でできる予防・治療法は日頃から肩の運動をすることです。動かせる範囲であれば少しずつ肩を動かしてみてください。
無理は禁物です。ここでは家でできる簡単な運動をいくつか紹介します。入浴後など肩をあたためてから行うと効果的です。
運動の回数は1つの運動につき、5~10回位を1日2回位行います。無理な場合は回数を減らし、慣れてきたら少しずつ回数を
増やしていくと良いでしょう。「壁・ひも体操」は固い抵抗を感じるまで動かし、そのまま数十秒間ストレッチ保持してください。
アイロン体操(コッドマン体操)
1kgほどのダンベルや水の入ったペットボトルでも可。
肩が痛むほうの手にアイロンを持ち、前かがみになって痛くないほうの手でイスや机などにつかまり
体を支えます。
肩の力を抜きアイロンの重さを利用して振り子のように腕をゆっくり上下・左右・時計回り・反時計回りに
動かしてください。
慣れてきたら少しずつ大きく振っていってください。
時間は5分位、1日2回を毎日行ってください。
タオル体操
1m位の長さの棒でも可。両手でタオルの両端を持ちます。
痛くないほうの手で痛いほうの手をサポートしながら、タオルを引っ張りながら頭の上に上げ顎を引き体を
伸ばします。
上に上げたまま頭と体を左右に曲げます。
タオルを胸の高さに持ち、手を左右に振ります。
痛くないほうの手でタオルを上方にぐっと持ち上げ痛くない方の手を誘導します。(背中を洗うような動作)
次に痛くないほうの手でタオルを下方に引くようにして下さい。
壁押し体操
壁の前に立ち痛むほうの手を壁に着き体重をゆっくりとかけていきます。
壁を5秒間押し、5秒間力を抜き関節を動かします。
手をつく高さは顔の位置よりも少し上ぐらいが目安です。